湯の印象 C 秘境度 2
『リオってなんりお?』
高知市街を東西に流れる『鏡川(かがみがわ)』は、土佐特有の背後に山が迫る地形ゆえに大きくU字型に蛇行し、源流と河口とがわずかな直線距離しかない。また県庁所在地を流れる川としては類まれな清流である。(『四国堰堤88箇所37番 鏡ダム参照』) 中流域にある鏡地区は、ランドマークとしての『鏡ダム』を中心に高知市民の避暑地として夏休みには虫取りや川遊びの子供連れで賑わう。そのダムの下流すぐに申し訳なさそうに建てられているのが、この『かがみ温泉RIO』である。
『高知市鏡文化ステーション』内の一施設である公営温泉。書のギャラリーや軽食レストランも併設されている。駐車場には鏡村の産直市場もあり、鏡地区の情報の発信センターにもなっている。地元以外にはまだまだ目立っていないが、高知市中心部から20分で来れる山村の温泉として手軽なレジャースポットとなりえるか、現在進行形発展途上中の温泉である。
しかし気になるになるこの名前。『RIO』ってなんだろう?盆踊りのかわりにカーニバルでもやるのかしらん? 調べてみるとポルトガル語で「川」のことを言うらしい。『リオ・デ・カガミ』ってとこですか。どんな協議を経たのか知らんが、「飲んで踊ればこれにて一件落着」、「思いつき大好き」、いかにも四国のラテン民族高知県人らしい名づけである。(笑)
近くのスポット 『四国堰堤88箇所34番 鏡ダム』
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「いろいろな公営の複合施設である。」
いろいろな公営の複合施設である。
「半地下にある入り口」
半地下にある入り口
「湯船からは鏡川が見える」
湯船からは鏡川が見える
「裏側駐車場にある温泉スタンド 10リットルで10円」
裏側駐車場にある温泉スタンド 10リットルで10円
「すぐ上流には鏡ダム」
すぐ上流には鏡ダム
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