湯の印象 A 秘境度 4
『山と露天と清流と』
清流四万十川は大きく見ると逆S字に蛇行して流れる大河である。河口の四万十市(旧中村市)から一旦山側に上り、西土佐から大正町でUターンして太平洋沿いながら標高300メートルの旧窪川町へ。ここで町の真ん中を通ってさらに180度の方向転換で再び山を目指し、津野町の『不入山(いらずやま)』に源流を求める。窪川町は高知県西部でも1万5千人の人口を誇る核の町。四万十川の観光地は窪川から下流に集まっているが、本当の清流四万十とは実はこの町から上流である。まさにこの上流の松葉川畔に位置するのが『松葉川温泉』である。
窪川から上流の四万十川は、しばらくの間 県道322号線に沿って棚田の田園の中を流れる川となる。ほどなくして本流と分かれる322号線を支道に入り行き着く先の山間部に温泉ホテルがある。隣に蕎麦打ち場等の山里体験施設、付近にはキャンプ場、奥に分け入ると春分峠から『鈴が森』への登山道と、山の空気にはことかかない。
そして、なんといってもこの温泉のウリは露天風呂である。山の緑と松葉川を眺めながらゆっくりとつかる露天は、数ある四国の露天風呂の中でも五指に入る優雅さ。あいにくと入浴客で賑わっていて肝心の湯船の写真が撮れず、又の機会に撮影するが、露天好きの志はぜひともその目で確かめてくれ。
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近くのスポット 『四国酒蔵88箇所41番 桃太郎』 『四国堰堤88箇所番外7番 佐賀取水堰』
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「避暑地のホテルの隣が温泉となっている。」
避暑地のホテルの隣が温泉となっている。
「温泉裏手を流れる松葉川に架かる橋から見る外観」
温泉裏手を流れる松葉川に架かる橋から見る外観
「すっかり窪川の新名所となった道の駅『あぐり窪川』の露店の『窪川ポーク』。ここでなくとも四万十町のいたるところで買い食いができる。この味とボリュームで1串300円ならお買い得。」
すっかり窪川の新名所となった道の駅『あぐり窪川』の露店の『窪川ポーク』。ここでなくとも四万十町のいたるところで買い食いができる。この味とボリュームで1串300円ならお買い得。
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