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第49番温泉札所「須賀留(すがる)天然温泉」
住所: 高知県幡多郡黒潮町熊野浦・・・のあたりのはずだが
電話番号: ははは・・・おまけに携帯電話圏外
営業時間: 365日24時間入浴可能。ただし現在は湯枯の為、運良く溜まるまで入れない。
備考:
【湯の印象】 
もはやそういった問題ではない
【秘境度】  
ここを秘境と呼ぶのは秘境さんに失礼

『究極の難所 究極の名湯』

 世の中には「幻の秘湯」という温泉がある。ここはまさに存在そのものが幻。というより今までの温泉の既存概念外にある。あなたの目はこれからあなたの体を離れてこの不思議な空間へと入っていくのです。

 まずこの温泉は地図にはない。それどころかここに至る道も載っていない。地元高知の人でもまず知らない。電気は来てない。水道もない。もちろん電話はないし、おまけに人里から離れた行き止まりで携帯電話も圏外である。実際、入浴準備から撤去までの3時間もの滞在で作業用軽トラが1台しか通らなかった。こんな場所にあって、なおその難所たるゆえんは、自分で源泉を汲んで、自分で海岸の流木を拾って薪にして、自分で沸かさないと入れないことである。(涙)もうこうなると、アウトドアというよりも自衛隊のサバイバル訓練である。

 現地にあるのはいわゆる五右衛門風呂と硫黄の臭いの源泉のタンクとスノコ代わりの物流パレットと温泉水汲み用のタライと屋根と煙突だけである。薪は海岸に流木がふんだんにあるが、木が湿るので雨の場合は自分で持っていったほうが良い。良い湯加減に沸くまでに小一時間。

 しかし文字通り地図に道なき道をはるばると辿り着き、これだけの手間ひまかけて入る温泉は格別である。なんてったって目前は人っ子一人いない太平洋。水で埋めながら身をかがめて入る五右衛門風呂温泉がこれほど気持ちが良いとは、来た者しかわからない。働いた後の空腹にまずいものなし。名実ともに四国温泉88箇所最大の難所と呼ぶにふさわしい「名湯」である。

 ちなみに、このときほど助役Mが温泉88箇所企画委員であってくれてよかったと思ったことはない。彼は徳島の山奥で生まれ育って中学生になるまで「燃料といえば薪のことだと思っていた」という「クロマニヨン人」である。その彼あって初めて挑戦できた温泉である。皆さんも手近でそういう奴をそそのかして連れてくること。どうしてもあてのない人はわれらが助役を1回いくらでお貸ししても良いので連絡ください。(笑)ちなみにこのとき以来、彼は委員の間で「チャッカマン」と呼ばれています。



 

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「土佐佐賀の町から山に向かう一本道を30分。分岐点の茂みの中に看板が倒れているので、まずはこれを見つけることから。ここからはガードレールのかわりにタコ糸が張ってある絶壁コース。」
土佐佐賀の町から山に向かう一本道を30分。分岐点の茂みの中に看板が倒れているので、まずはこれを見つけることから。ここからはガードレールのかわりにタコ糸が張ってある絶壁コース。

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「看板からリアス式海岸の急坂を下りると15分で温泉到着。前面は太平洋の大海原である。台風のときは流されると思うのだが。」
看板からリアス式海岸の急坂を下りると15分で温泉到着。前面は太平洋の大海原である。台風のときは流されると思うのだが。

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「浴場。もちろん一人しか入れない。手前のタンクに源泉からパイプがつながっている。」
浴場。もちろん一人しか入れない。手前のタンクに源泉からパイプがつながっている。

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「中学生の頃まで家では薪で風呂焚きをしていた助役Mでも沸かすのに1時間かかった。」
中学生の頃まで家では薪で風呂焚きをしていた助役Mでも沸かすのに1時間かかった。

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「ただひとつの説明板。(すべての画像はクリックすると拡大します) 平家の落人だろうが、伊能忠敬だろうが、はたまた巨大サメだろうが、もうなんでも言ってくれてオッケーである。(笑)」
ただひとつの説明板。(すべての画像はクリックすると拡大します) 平家の落人だろうが、伊能忠敬だろうが、はたまた巨大サメだろうが、もうなんでも言ってくれてオッケーである。(笑)
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雨の日は止めた方が良い。
高知県の蘇鶴温泉の近所のものです。
この温泉は海岸に降りる最後のつづら折りが急で、登りはハイエースなどでは亀さんになってタイヤが空転します。雨の日には降りられても登ることは出来ませんので注意が必要です。
薪は炊いた分、海岸などで集めて下さい。
▲先頭へ 吉良修さん投稿/2021年1月2日(土)16時41分
ゴミは片付けましょう
須賀留温泉に行く方は、必ず火の始末とゴミを持って帰るを徹底しましょう。
空き缶やキャンプのゴミが散乱しておりました、我々委員も行くたびにゴミを片付けて持って帰っています。
もう一つ、火をたいた後は火を片付けで十分に冷えてから水を抜きましょう、かまどが痛んでしまいます。
▲先頭へ M助役さん投稿/2011年11月22日(火)14時30分
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第1番温泉札所 「御所温泉観光ホテル」
番外温泉札所 「金清(かねきよ)温泉 白鳥荘」
第2番温泉札所 「ヘルスランド美郷(みさと)温泉」あらため「オーベルジュ&スパ 美郷の湯」
第3番温泉札所 「ふいご温泉」
番外温泉札所 「こうつの里」
第4番温泉札所 「土柱ランド新温泉」
第5番温泉札所 「穴吹温泉」
番外温泉札所 「美馬温泉」
第6番温泉札所 「木綿麻温泉」
第7番温泉札所 「岩戸温泉」
第8番温泉札所 「白地(はくち)温泉 小西旅館」
第9番温泉札所 「佐馬地(さまち)温泉 あわの抄」
第10番温泉札所 「松尾川温泉」
第11番温泉札所 「賢見(けんみ)温泉」
番外温泉札所 「奥小歩危(おくこぼけ)温泉」
第12番温泉札所「サンリバー大歩危」
第13番温泉札所 「まんなか」
第14番温泉札所 「ホテル祖谷温泉」
第15番温泉札所 「いやしの温泉郷」
第16番温泉札所「神山温泉」
第17番温泉札所「四季美谷(しきびだに)温泉」
第18番温泉札所「月ヶ谷温泉」
第19番温泉札所「もみじ川温泉」
第20番温泉札所「わじき温泉」
第21番温泉札所「船瀬温泉」⇒「かもだ岬温泉」に改名
第22番温泉札所「薬王寺温泉」
番外温泉札所「ホテル千羽温泉」
第23番温泉札所「シレスト室戸」
第24番温泉札所「やなせ温泉」
第25番温泉札所「馬路温泉」
第26番温泉札所「北川村温泉」
第27番温泉札所 「こまどり温泉」
第28番温泉札所「畑山温泉」
第29番温泉札所「べふ峡温泉」
番外温泉札所「神宮寺温泉」
番外温泉札所「笹温泉」
第30番温泉札所 「温泉カフェ 湖畔遊」
第31番温泉札所「龍河温泉」
第32番温泉札所「夢の温泉」
第33番温泉札所「ニュー若宮温泉」
第34番温泉札所「かがみ温泉RIO」
番外温泉札所「奥白髪温泉」
第35番温泉札所「木の香温泉」
第36番温泉札所「吾北むささび(633)温泉」
第37番温泉札所「中津ゆの森」
番外温泉札所「中追渓谷温泉」
第38番温泉札所「蘇鶴(そかく)温泉」
第39番温泉札所「桑田山(そうだやま)温泉」旧館
第40番温泉札所「山里温泉」
第41番温泉札所「松葉川温泉」
番外温泉札所「四万十源流の家」
第42番温泉札所「郷麓(ごうろく)温泉」
第43番温泉札所 「下津井温泉」
第44番温泉札所「大正温泉」
第45番温泉札所「一の又渓谷温泉 一位荘」
第46番温泉札所「十和(とおわ)温泉」
番外温泉札所「柳瀬温泉」
第47番温泉札所「用井(もちい)温泉 四万十市山村ヘルスセンター」
第48番温泉札所「佐賀温泉こぶしのさと」
第49番温泉札所「須賀留(すがる)天然温泉」
番外温泉札所「井の岬温泉」
第50番温泉札所「口屋内部落 湯の谷の湯」
第51番温泉札所「海癒の湯」
第52番温泉札所「足摺パシフィックホテル花椿」
第53番温泉札所「山出(やまいだし)温泉」
第54番温泉札所「祓川(はらいがわ)温泉」
第55番温泉札所「高月温泉」
第56番温泉札所「ぽっぽ大門温泉」
第57番温泉札所「霜村温泉清水荘」
第58番温泉札所「宝泉坊(ほうせんぼう)温泉」
第59番温泉札所「小藪温泉」
番外温泉札所「嵯峨山温泉」
第60番温泉札所「古岩屋荘」
第61番温泉札所「ふもと友愛館」
第62番温泉札所「星乃岡温泉」
第63番温泉札所「鷹の子温泉 たかのこの湯」
第64番温泉札所「寿温泉」
第65番温泉札所「道後温泉本館」
番外温泉札所「常盤荘」
第66番温泉札所「権現温泉」
第67番温泉札所「マコト温泉 シーパMAKOTO」
第68番温泉札所「奥道後温泉 壱湯の守」
第69番温泉札所「鈍川(にぶかわ)温泉ホテル」
番外温泉札所「桜井石風呂」
第70番温泉札所「ひうちなだ温泉」
第71番温泉札所「本谷(ほんたに)温泉」
第72番温泉札所 「道前渓温泉」
第73番温泉札所「京屋旅館本館」
番外温泉札所「いがり温泉」
第74番温泉札所「湯之谷温泉」
第75番温泉札所「霧の森馬立温泉」
第76番温泉札所 「環(たまき)の湯」
第77番温泉札所 「塩入温泉」
番外温泉札所 「美霞洞(みかど)温泉」
第78番温泉札所 「ことなみ温泉 エピアみかど」
第79番温泉札所 「城山(きやま)温泉」
第80番温泉札所 「白峰(しらみね)温泉」
第81番温泉札所 「かざし温泉」
第82番温泉札所 「塩江温泉 奥の湯」
第83番温泉札所 「仏生山温泉」
第84番温泉札所 「高松〜神戸ジャンボフェリー内浴場」
第85番温泉札所 「庵治温泉」
番外温泉札所 「大串温泉」
第86番温泉札所 「塚原から風呂」
第87番温泉札所 「門入カメリア温泉」
第88番温泉札所 「黒川(くろがわ)」温泉
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