湯の印象 B 秘境度 2
『温泉付の駅? いいえ、駅付の温泉です』
JR四国予讃線終点の愛媛県「宇和島駅」から同じく土讃線終点の高知県「窪川駅」までを、須賀川、広見川、四万十川沿いの単線で結んでいるのが『JR予土線』である。その県境の町、松野町の役場横の「松丸駅」に温泉がオープンしたのはつい数年前のことである。昔は立派な駅舎だったのだろうが、今は「列車を降りるとそこは温泉だった」というキャッチコピーそのままに駅のホーム横がそのまま大型温泉施設となっている。温泉施設は地元の人に大人気で自家用車で訪れる人の方が圧倒的に多い。そのこともあって駅自体も温泉と比べてあまりにも存在感が薄くなり「温泉つきの駅」というよりもどちらかというと「駅ホームつきの温泉」という印象である。
温泉には木の風呂や岩風呂のほかに古い酒樽や釜を使用したユニークな浴槽もあり、なかなか飽きさせない趣向である。さらにホームから直通の無料の足湯もあるが、この駅で足湯に浸かって一服して次の列車に乗るのには、あまりにも本数が少なくて待ち時間が多すぎる予土線である。(笑)
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近くのスポット 『四国酒蔵88箇所46番 虎の尾』 『四国酒蔵88箇所47番 野武士』 『四国堰堤88箇所45番 須賀川ダム』 『四国堰堤88箇所番外8番 柿原水源地』
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「駅の小さなホーム(画像はクリックすると拡大します)の後ろが駅舎ならぬ温泉である。」
駅の小さなホーム(画像はクリックすると拡大します)の後ろが駅舎ならぬ温泉である。
「「松丸駅」の表示はホーム上にしかないが「ぽっぽ温泉」の表示は巨大である。」
「松丸駅」の表示はホーム上にしかないが「ぽっぽ温泉」の表示は巨大である。
「駅の入り口側。温泉施設には見えるが駅の面影はほとんどない。」
駅の入り口側。温泉施設には見えるが駅の面影はほとんどない。
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