湯の印象A 秘湯度 4
香川県では「讃岐山脈」徳島県では「阿讃山脈」と辺境ナショナリズムをもって呼称される讃岐山脈(私は香川県人なので)。その旧街道にある相栗峠を越えて徳島県側におりきった、田園地帯というよりモロ田んぼの中にポツンとある温泉。 古くからファンも多いらしく、いつ行っても湯治客が必ず2、3人はいる。(それ以上いたことはないが)
典型的な湯治場然としたひなびた温泉であり、四国の湯治場にお約束の「いつやっているのかよくわからない家内食堂」、「町バスやJRの時刻表入り新聞チラシをそのまま壁に張る」、「二人以上人間が集まるところには必ず貼られて指名手配『おい!小池』のポスター」(笑)等々、何から何まで見事にガチンコであった。
閉館しました。
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