湯の印象 A 秘境度 3
『もう財田とは呼ばせない』
「財田」を「たからだ」等と呼ばせる施設が最近増えている(この温泉横の道の駅もそうである)が、「財田」はやはり「さいた」である。「さいた」は昔から香川県では「田舎」の代名詞である。これを聞いた財田の人が「失敬な」と怒るにはあと20年の発展の月日を要するであろう。
この地にこんな立派な温泉が出来るとは、誰も思っても見なかった。それほど不似合いもとい素敵な温泉である。しかしほんとうに立派な温泉である。いやほんと。・・・あんまりくどいと財田の人に怒られてしまう。すいません。
円を描くトレードマークを見ても、「環」というブランディングを見ても、この温泉が円形状の建物であることを見ても、ここのモチーフは「リング(輪)」であるのだろうか。施設全体が風水で造られたということであるが、なかなかの徹底振りである。しかも、きれいに整備されていてかなりの凝り様である。しかしあえて「さいた」と呼ばずに「たからだ」や「環」と表記するのかは、行き着くところ、やはり「さいたコンプレックス」なのか? 合併で財田町は三豊市になってしまったけれど、どんなに立派な施設が出来ようと、やはり財田は財田のままでいて欲しい。私は財田が好きである。 近くのスポット 『四国酒蔵88箇所78番 川鶴』 『四国酒蔵88箇所79番 宇賀神社』 『四国酒蔵88箇所81番 金陵琴平蔵』 『四国堰堤88箇所70番 五郷ダム』 『四国堰堤88箇所71番 豊稔池ダム』 『四国堰堤88箇所72番 粟井ダム』 『四国堰堤88箇所73番 宝山湖』 『四国堰堤88箇所74番 多治川ダム』
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「ほんの小高い丘の上に風水を考えて建てられたという温泉施設。」
ほんの小高い丘の上に風水を考えて建てられたという温泉施設。
「中庭はまるでゴルフ場のクラブハウス。」
中庭はまるでゴルフ場のクラブハウス。
「湯船からは讃岐山脈が見える。湯船はふたつ、プレーンの「白銀の湯」とおそらく薬湯であろう黄色い「黄金の湯」。後者は笑ってはいけないネーミングである。(画像はクリックすると拡大します)」
湯船からは讃岐山脈が見える。湯船はふたつ、プレーンの「白銀の湯」とおそらく薬湯であろう黄色い「黄金の湯」。後者は笑ってはいけないネーミングである。(画像はクリックすると拡大します)
「露天は展望がよくさらに気持ちが良い。横に見えるは財田川上流である。」
露天は展望がよくさらに気持ちが良い。横に見えるは財田川上流である。
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