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湯の印象 B秘境度  3
 
 『瀬戸大橋一望の温泉』
 
 この温泉の一番のお勧めはなんといってもその眺望である。高松市と坂出市の境にある五色台は瀬戸内海に面した溶岩台地であり『白峰寺』、『根来寺』、『国分寺』の88箇所霊場を擁している。その坂出側の一角を成す白峰山(337m)の頂上近くにつくられた温泉である。
 
 大浴場からは、坂出市、備讃瀬戸や瀬戸大橋のみならず遠く岡山県まで一望にすることが出来るが、なんといっても夏場の瀬戸に沈む夕日を眺めながらの入浴がベストタイムであろう。また施設自体は「かんぽの宿」なのでレストラン、宴会場から宿泊まで利用可能であり、遍路宿としても重宝がられているようだ。
 
 白峰には寺の他に保元の乱でこの地に配流され崩御なされた崇徳上皇の御陵もあり、その怨霊伝説から転じて四国全体の守り神とも崇められており、皇室からは今でも礼と敬いを立てられている。その意味ではこの温泉の一帯は四国でも最大級のパワースポットである。
 
 近くのスポット
 『四国堰堤88箇所77番 府中ダム北条池』
 
 
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 「「かんぽの宿」らしくよく整備された建物である」「かんぽの宿」らしくよく整備された建物である 
 
   
 「温泉入り口。」温泉入り口。 
 
   
 「備讃瀬戸と瀬戸内海が一望できる。(画像はクリックすると拡大します)」備讃瀬戸と瀬戸内海が一望できる。(画像はクリックすると拡大します) 
 
   
 「四国霊場79番白峰寺。隣に崇徳上皇を奉る白峰宮がある。」四国霊場79番白峰寺。隣に崇徳上皇を奉る白峰宮がある。 
 
   
 「白峰を下から望む。雨が降ると岩肌のあたりに滝が出現する。」白峰を下から望む。雨が降ると岩肌のあたりに滝が出現する。 
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