湯の印象 B 秘境度 3
『水曜日は集会の日』
地元の銭湯がたまたま温泉であっただけというような出で立ちである。入浴料も銭湯と同じ360円。西条市の公衆浴場でもあるらしく市内の65歳以上のお年寄りは水曜日に限って年間36回を上限として無料である。よって何も知らずに水曜日に訪れようなものなら、それはまるで間違って老人クラブに迷い込んでしまったようなもの。しかし四国の田舎のお年寄りは農作業現役バリバリのまったくの元気溌剌、ほとんど皆さん軽トラックでエンジン吹かせて乗り付けてくるので、寄り合いというよりもどちらかというとまるで暴走族の集会場である(笑)。
都会で孤独に耐えながら生きていく高齢化社会などなんぼのもんじゃいというような、四国らしい田舎の生活のパワーを感じる温泉である。
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「難所である桜千里の上り口に位置する。後ろは高速道路松山道。平日でも地元入浴客の車で駐車場は一杯である。」
難所である桜千里の上り口に位置する。後ろは高速道路松山道。平日でも地元入浴客の車で駐車場は一杯である。
「雑然とした休憩所」
雑然とした休憩所
「銭湯然とした浴場」
銭湯然とした浴場
「脱衣所の洗面台にはこんなお宝が。」
脱衣所の洗面台にはこんなお宝が。
「道の駅の産直売場よりもなお安い。ひと網百円。」
道の駅の産直売場よりもなお安い。ひと網百円。
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