湯の印象 C 秘湯度 2
『紅葉川が那賀川に注ぐ道の駅』
吉野川に次ぐ徳島県第二の大河である『那賀川』は剣山に端を発し東部四国山地を突っ切って阿南市から紀伊水道に注いでいる。この川は流域のほとんどを占める那賀町に多くの支流を持つが、その中のひとつ、その名のごとく紅葉の名所をもつ『紅葉川(もみじがわ)』が本流に注ぐ場所に建てられたのが、この『もみじ川温泉』である。 昔は近所の人が集う地域の温泉であったが、今では改修され、徳島市から高知市へ四国山地東南部をショートカットする幹線国道である195号線沿いの3つの道の駅のひとつにして温泉併設の休憩所として存在感を出している。
温泉より眺められる那賀川は下流2キロにある『川口ダム』(四国堰堤88箇所13番)の貯水域であり、川というよりは湖の趣が強い。一方の『紅葉川』は『紅葉川渓谷』を有する清流であり、川沿いの道を上ると眺望を誇る『美杉峠』を越えて、18番札所の『月ヶ谷温泉』前の道に通じる。
ぜひ晩秋に訪れたい温泉のひとつである。
http://www.whk.ne.jp/~momijigawa/
近くの名所と穴場情報 『四国堰堤88箇所第12番 川口ダム』 『四国堰堤88箇所第13番 長安口ダム』 『四国堰堤88箇所第14番 小見野々ダム』 『四国堰堤88箇所第15番 大美谷ダム』
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「正面は那賀川に架かる橋、温泉の建物をはさんで右側が紅葉川にかかる橋 (画像をくりっくかるし拡大します)」
正面は那賀川に架かる橋、温泉の建物をはさんで右側が紅葉川にかかる橋 (画像をくりっくかるし拡大します)
「温泉正面 レストランと売店とトイレ設備を併設する」
温泉正面 レストランと売店とトイレ設備を併設する
「向かいにあるここ相生(あいおい)地区の農産物直売所」
向かいにあるここ相生(あいおい)地区の農産物直売所
「『紅葉川渓谷』 温泉より川を遡ってすぐである」
『紅葉川渓谷』 温泉より川を遡ってすぐである
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