湯の印象 B 秘境度 東方面徳島市からのルート 2 西方面からのルート 5
『パワースポット神山町』
徳島市からであれば車で40分弱で入れる神山町。一般には「しだれ桜」の名所として知られる一方、その方面のマニアの間では「四国屈指のパワースポット」として有名でもある。ここから西へ20キロの霊峰剣山にかけては「剣山ピラミッド説」「ソロモン王の秘法が眠る説」「どこかにキリストの墓がある説」「神山町民はユダヤ人の末裔説」等、怪しすぎる話は枚挙にいとまが無い。たとえば町役場の近くにも年代ものの観光者向け掲示板で4枚目の写真のようなものがある。読んでみると「ここ神山町は邪馬台国だった」という内容を、なんと町の観光協会が公然堂々と説明している。いや、もう説明というより既成事実として案内している。(笑) こうなると温泉もかなりパワーを与えてくれそうである。
看板からすぐのところにある温泉。比較的新しい施設であり、一見客の二人に一人は隣の同系列経営のかっこいいホテルに間違えて入って恥をかく。(笑) 本来が町の保養施設らしく「我々よそ者」と「町民とその高齢者」とでは料金的にかなりのひいきがある。しかも更衣室には「紙おむつ入れ」まであり顧客ターゲット層がしっかり定められていることがよくわかる。(再笑) しかし大いなる自然パワーに囲まれて生活しながら、この湯に毎日入れる神山町民はなんと羨ましいことか。
町より西に入ると四国霊場88箇所中の難所のひとつである『焼山寺(しょうざんじ)』への登山道。さらにすすむと全国的にも有名な四国を代表する二大酷道である国道439号線と193号線の交差点に出る。ここから193号線を南にとれば雲早山(くもさやま)をくぐって剣山スーパー林道と交差する土須峠。片や193号線を北に下れば倉羅(くらら)峠を越えて吉野川市に。439号線(438号線と重複)を西に行けば川井峠を越え、実質四国一の清流である穴吹川と並走して剣山登山口の見越しをえてさらに進めば奥祖谷に抜ける。いずれも四国山地有数の眺望ルートである。とともに、山道に慣れていない人には手に汗握るルートでもあるので、山道からの運転後のひと風呂としても絶好の温泉であるといえよう。
info@kamiyama-spa.com
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「第3番温泉札所『美郷温泉』よりショートカット 国道193号線の倉羅峠を神山町に下りると四国山地の真っ只中」
第3番温泉札所『美郷温泉』よりショートカット 国道193号線の倉羅峠を神山町に下りると四国山地の真っ只中
「温泉正面 初めての人は立派な隣のホテルに間違えて入る」
温泉正面 初めての人は立派な隣のホテルに間違えて入る
「温泉玄関 保養施設なので地元と高齢者に手厚いサービス」
温泉玄関 保養施設なので地元と高齢者に手厚いサービス
「地元観光協会がかなり昔から公然と掲げている看板(画像はクリックすると拡大します) なんと申しましょうか(笑)」
地元観光協会がかなり昔から公然と掲げている看板(画像はクリックすると拡大します) なんと申しましょうか(笑)
「神山町の信号より西に8キロ 四国を縦断する主要国道193号線と四国を対角線に横断する主要国道439号線(途中438号線と重複)とが交わる最重要交差点(笑)。ここもそうだがここから北に20キロ、南に25キロ、さら西に60キロまでの国道には信号機は「まったく無い」。・・・というより「無くくてもまったく困らない」。まいったか。(再笑)。」
神山町の信号より西に8キロ 四国を縦断する主要国道193号線と四国を対角線に横断する主要国道439号線(途中438号線と重複)とが交わる最重要交差点(笑)。ここもそうだがここから北に20キロ、南に25キロ、さら西に60キロまでの国道には信号機は「まったく無い」。・・・というより「無くくてもまったく困らない」。まいったか。(再笑)。
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