▲四国温泉88か所めぐりのトップへ戻る
第27番温泉札所 「こまどり温泉」
住所: 高知県安芸市黒瀬550
電話番号: 0887-36-2260
営業時間: 11時から18時 火曜定休
備考:
湯の印象 C
秘境度  4

『なんの理由でこんなところに?』

 安芸市を流れる清流『伊尾木川』を10キロほど遡ると『入河内』なる集落を通過する。その山村の三叉路に、本線から外れて山に向かって、木片に書いた消えそうな立て札が刺さっている。『こまどり』の字の下に温泉マーク。そもそも伊尾木ダムの取材が目的でありまったく予定になかったが、怪しすぎる看板に本能的に導かれて、ハンドルを切ってしまった。急坂を10分ほど登り、トンネルというより隧道を抜けて左折すると、山あいの畑の中に民家然として建っているのがこの温泉。至近距離に近づくまでは温泉と分からない。

 国道55号線沿いに市街地が広がる安芸市は「海」の印象が強いが、実は意外と奥に山深く、林道で分水嶺を越えると「もうそこは奥物部」というような営林の町でもある。『こまどり温泉』は、その山間の『丸石集落』に安芸市の手によって作られた健康福祉施設的な温泉である。バス停もあるが日に二便のみ。温泉の前の道幅はバスの通行は不可能だと思っていたら、車体にバスと書かれたジャンボタクシーがやってきた。およそ観光客の来る場所でも観光客を迎える雰囲気でもない。お客さんは近隣の人たちだと思うが、この集落の人口でもたったの20人というから、周辺の山間部の広いエリアにファンを抱えているのであろう。おそらく山村に暮らすお年寄りにとっての数少ない娯楽場として親しまれている施設であると思われる。市がここに温泉をつくったわけがなんとなく理解できるのである。
 
近隣のスポット
『四国堰堤88箇所20番 伊尾木川ダム』
『四国酒蔵88箇所24番 菊水酒造』


 



クリックすると拡大します
「県道からの分かれ道の看板。(画像をクリックすると拡大します) まるで「ウォーリーを捜せ」である。(笑)」
県道からの分かれ道の看板。(画像をクリックすると拡大します) まるで「ウォーリーを捜せ」である。(笑)

クリックすると拡大します
「看板がなければ、なんのへんてつもない民家である。」
看板がなければ、なんのへんてつもない民家である。

クリックすると拡大します
「温泉の下には安芸川の支流が流れる。」
温泉の下には安芸川の支流が流れる。

クリックすると拡大します
「バスは朝と昼過ぎの2便のみ。日暮れ近くに走るのは度胸のいる道である。クリックして各区間の時間をよく見てほしい。終点から二つ目であるが三つ目の停留所はもう町である。その間には人は住んでいないということが推理できる。」
バスは朝と昼過ぎの2便のみ。日暮れ近くに走るのは度胸のいる道である。クリックして各区間の時間をよく見てほしい。終点から二つ目であるが三つ目の停留所はもう町である。その間には人は住んでいないということが推理できる。

クリックすると拡大します
「高知の温泉場は良心市(買う人の良心まかせの無人市)を備えているものが多い。それだけ素朴な土地にある。」
高知の温泉場は良心市(買う人の良心まかせの無人市)を備えているものが多い。それだけ素朴な土地にある。
ニックネーム
メアド(表示されません)
タイトル
本文
写真は1枚、10Mまで投稿可能。管理者が認定すれば、下記に投稿されます。
クリックすると拡大します
表示が変わっていました。
第20番堰堤札所『伊尾木川ダム』の帰りに寄りました。「ウォーリーを捜せ」の看板を捜したのですが、変わっていました。少し残念(笑)閑話休題。泉質はよく、施設の人たちの人柄もよく、落ち着いた一時を過ごさせていただきました。また、訪ねたいと思いました。
▲先頭へ 蜜柑太郎さん投稿/2019年4月30日(火)06時04分
▲四国温泉88か所めぐりのトップへ戻る
カウンター



エントリーはコチラ

↓下記より温泉情報をご覧ください。
すべての画像はクリックすると拡大します
第1番温泉札所 「御所温泉観光ホテル」
番外温泉札所 「金清(かねきよ)温泉 白鳥荘」
第2番温泉札所 「ヘルスランド美郷(みさと)温泉」あらため「オーベルジュ&スパ 美郷の湯」
第3番温泉札所 「ふいご温泉」
番外温泉札所 「こうつの里」
第4番温泉札所 「土柱ランド新温泉」
第5番温泉札所 「穴吹温泉」
番外温泉札所 「美馬温泉」
第6番温泉札所 「木綿麻温泉」
第7番温泉札所 「岩戸温泉」
第8番温泉札所 「白地(はくち)温泉 小西旅館」
第9番温泉札所 「佐馬地(さまち)温泉 あわの抄」
第10番温泉札所 「松尾川温泉」
第11番温泉札所 「賢見(けんみ)温泉」
番外温泉札所 「奥小歩危(おくこぼけ)温泉」
第12番温泉札所「サンリバー大歩危」
第13番温泉札所 「まんなか」
第14番温泉札所 「ホテル祖谷温泉」
第15番温泉札所 「いやしの温泉郷」
第16番温泉札所「神山温泉」
第17番温泉札所「四季美谷(しきびだに)温泉」
第18番温泉札所「月ヶ谷温泉」
第19番温泉札所「もみじ川温泉」
第20番温泉札所「わじき温泉」
第21番温泉札所「船瀬温泉」⇒「かもだ岬温泉」に改名
第22番温泉札所「薬王寺温泉」
番外温泉札所「ホテル千羽温泉」
第23番温泉札所「シレスト室戸」
第24番温泉札所「やなせ温泉」
第25番温泉札所「馬路温泉」
第26番温泉札所「北川村温泉」
第27番温泉札所 「こまどり温泉」
第28番温泉札所「畑山温泉」
第29番温泉札所「べふ峡温泉」
番外温泉札所「神宮寺温泉」
番外温泉札所「笹温泉」
第30番温泉札所 「温泉カフェ 湖畔遊」
第31番温泉札所「龍河温泉」
第32番温泉札所「夢の温泉」
第33番温泉札所「ニュー若宮温泉」
第34番温泉札所「かがみ温泉RIO」
番外温泉札所「奥白髪温泉」
第35番温泉札所「木の香温泉」
第36番温泉札所「吾北むささび(633)温泉」
第37番温泉札所「中津ゆの森」
番外温泉札所「中追渓谷温泉」
第38番温泉札所「蘇鶴(そかく)温泉」
第39番温泉札所「桑田山(そうだやま)温泉」旧館
第40番温泉札所「山里温泉」
第41番温泉札所「松葉川温泉」
番外温泉札所「四万十源流の家」
第42番温泉札所「郷麓(ごうろく)温泉」
第43番温泉札所 「下津井温泉」
第44番温泉札所「大正温泉」
第45番温泉札所「一の又渓谷温泉 一位荘」
第46番温泉札所「十和(とおわ)温泉」
番外温泉札所「柳瀬温泉」
第47番温泉札所「用井(もちい)温泉 四万十市山村ヘルスセンター」
第48番温泉札所「佐賀温泉こぶしのさと」
第49番温泉札所「須賀留(すがる)天然温泉」
番外温泉札所「井の岬温泉」
第50番温泉札所「口屋内部落 湯の谷の湯」
第51番温泉札所「海癒の湯」
第52番温泉札所「足摺パシフィックホテル花椿」
第53番温泉札所「山出(やまいだし)温泉」
第54番温泉札所「祓川(はらいがわ)温泉」
第55番温泉札所「高月温泉」
第56番温泉札所「ぽっぽ大門温泉」
第57番温泉札所「霜村温泉清水荘」
第58番温泉札所「宝泉坊(ほうせんぼう)温泉」
第59番温泉札所「小藪温泉」
番外温泉札所「嵯峨山温泉」
第60番温泉札所「古岩屋荘」
第61番温泉札所「ふもと友愛館」
第62番温泉札所「星乃岡温泉」
第63番温泉札所「鷹の子温泉 たかのこの湯」
第64番温泉札所「寿温泉」
第65番温泉札所「道後温泉本館」
番外温泉札所「常盤荘」
第66番温泉札所「権現温泉」
第67番温泉札所「マコト温泉 シーパMAKOTO」
第68番温泉札所「奥道後温泉 壱湯の守」
第69番温泉札所「鈍川(にぶかわ)温泉ホテル」
番外温泉札所「桜井石風呂」
第70番温泉札所「ひうちなだ温泉」
第71番温泉札所「本谷(ほんたに)温泉」
第72番温泉札所 「道前渓温泉」
第73番温泉札所「京屋旅館本館」
番外温泉札所「いがり温泉」
第74番温泉札所「湯之谷温泉」
第75番温泉札所「霧の森馬立温泉」
第76番温泉札所 「環(たまき)の湯」
第77番温泉札所 「塩入温泉」
番外温泉札所 「美霞洞(みかど)温泉」
第78番温泉札所 「ことなみ温泉 エピアみかど」
第79番温泉札所 「城山(きやま)温泉」
第80番温泉札所 「白峰(しらみね)温泉」
第81番温泉札所 「かざし温泉」
第82番温泉札所 「塩江温泉 奥の湯」
第83番温泉札所 「仏生山温泉」
第84番温泉札所 「高松〜神戸ジャンボフェリー内浴場」
第85番温泉札所 「庵治温泉」
番外温泉札所 「大串温泉」
第86番温泉札所 「塚原から風呂」
第87番温泉札所 「門入カメリア温泉」
第88番温泉札所 「黒川(くろがわ)」温泉
2022年10月
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
←2022年9月 2022年11月→

コミュニティ参加登録はコチラ


四国酒蔵88スタンプ













みんそら〜みんなのSNS
ふるさとのカクテル「地カクテル」
時計やジュエリー販売〜アイアイイスズ
駅コミ<駅からはじまる情報発信>
ジェイアール四国


みんそらSNS



 
Copyright 四国温泉88箇所巡り All rights reserved.
掲載されているすべてのコンテンツの無断使用、掲載を禁止します。