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湯の印象 Ｓ
秘境度 ４
『ありのまま』
南予最南の霊峰篠山の高知との県境のこの温泉は、愛媛県内ではおそらく県庁のある松山から一番離れたところにある秘湯である。南予の自然をそのまま残す山奥である。そのありのままの自然の中で、完全源泉掛流しの温泉は、天然そのもの湯、何も足さない何も引いていない、そのままである。
この温泉から篠山トンネルを越えた篠山南麓に、高知県と愛媛県の県境をまたいで建つ『高知県宿毛市愛媛県南宇和郡愛南町篠山小学校組合立篠山中学校』がある。ここは日本一長い名前の学校として雑学好きに有名な学校である。非常に珍しい二県合同運営の学校であるが、校庭を走り回っている子供たちにしてみれば誰が高知どこが愛媛、そんなことは毛頭、頭にない。大人が勝手に引いた県境など関係なくみんなそのままの友達である。県境の上で無邪気に遊ぶこの子らを見て、我々大人のほうが、これからの四国四県について考えさせられることがたくさんある。
ありのままの山の自然の中で、ありのままのお湯に浸かって、ありのままに遊ぶ子供を見て、俗世間の喧騒事をしばし離れたところからありのままに見ることができる。体と心を癒すとは、このようなことを言うのであろう。
近くのスポット
『四国酒蔵88箇所44番 小西酒造』
『四国堰堤88箇所43番 大久保山ダム』
『四国堰堤88箇所44番 山財ダム』
『四国堰堤88箇所45番 須賀川ダム』
『四個堰堤88箇所番外8番 柿原貯水池堰堤』
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「篠山の山頂近くに山小屋のように佇む温泉」
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「家庭の浴室を少し大きくしたほどの浴場」
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「この湯質にしてこの値段。（画像はクリックすると拡大します）」
この湯質にしてこの値段。（画像はクリックすると拡大します）
「ガムテープで隠された営業時間。つまり「テキトー」ということである。（笑）」
ガムテープで隠された営業時間。つまり「テキトー」ということである。（笑）
「日本一長い学校名である。」
日本一長い学校名である。
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